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花博自然環境助成事業

平成20年度助成事業採択団体一覧

調査研究開発

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
樹木のフェノロジー調査とその手法開発プロジェクト 樹形研究会 茨城県/国立科学博物館筑波実験植物園 フェノロジー図鑑(日本産樹木の600種記載2500pp.を想定)作成のための調査。すでに15年以上にわたってデータを蓄積しており、具体的にその出版を目指して、再確認・再検討を中心とする調査である。
子どものための園芸療法の活用の可能性についての研究 東京農業大学 子どものための園芸療法プロジェクトチーム 神奈川県/聖路加国際病院、国立成育医療センター 1.園芸療法導入のためのデモンストレーション:小児がんで長期入院を余儀なくされている小学生との花壇作り。
2.積極的な治療としての園芸療法:人工的空間での制限された園芸療法ではなく、屋外空間の中で自然のリズムに添い、患者自身が根付ける場所を確保する園芸療法の実践
越前町立福井総合植物園植物標本整理事業 財団法人 越前町朝日公共施設管理公社 福井県/越前町立福井総合植物園 越前町立福井総合植物園所蔵植物標本の整理を行い、情報のデータベース化を行った。さらに、植物分類学の専門家を招聘して、植物の同定指導を仰ぐとともに、植物分類学に関する講演会を開催した。
トウツバキ園芸品種の保全に関する日中共同研究 財団法人 花と緑の銀行 富山県/富山県中央植物園、および昆明植物園を拠点とする中国雲南省 富山県中央植物園において、組織培養技術によるトウツバキ増殖法の研究を行った。また中国雲南省大理州、楚雄市などにおいて、寺院等に植栽されたトウツバキ園芸品種の古木の調査や、自生地における植生調査を行なった。
淀川水系における水生・湿生植物の分布調査 NPO 法人 大阪自然史センター 大阪府/琵琶湖下流部の三川(桂川・宇治川・木津川)合流以下の淀川水系全域(猪名川水系を含む)および、大阪市立自然史博物館 近畿地方の主要水系である淀川水系は、外来生物の侵入や開発により、著しく環境が変化している。本事業では、水生・湿生植物に注目し、市民と共に現地踏査と標本資料の調査を実施し、分布状況と変遷を明らかにする。
中尾佐助植物探検資料のデータベース化による活用研究 照葉樹林文化研究会 大阪府/大阪府立大学学術情報センター 照葉樹林文化論の提唱者である中尾佐助の探検資料を整理体系化して、花とみどりを主とした植物文化に関する学術研究と一般への普及に資するための研究を行う。
調査研究開発 合計 6件

活動・行催事

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
白神山地ブナ植樹フェスタin 赤石川開催事業 NPO 法人 白神山地を守る会 青森県/津軽沢林道 奥山 白神山地の緩衝地帯の外側にある津軽沢林道の奥山の杉林を広葉樹のブナの森に復元する作業を全国に呼びかけたり、地元の小・中・高の学校に呼びかけ白神山地の自然保護だけではなく、地球温暖化防止にも貢献しようという事業である。
ツマグロキチョウに春を呼べ!!~ため池堤体法面改修における希少植物の保全活動~ 伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム 愛媛県/愛媛県松山市平井町 老朽化したため池の改修工事が進む中、堤体法面に希少植物が確認された。この中には絶滅危惧種ツマグロキチョウの唯一の食草カワラケツメイがあり、放置すれば共に種が消滅するため希少植物と蝶の保全活動を行った。
花のまちづくりボランテア活動 ガーデンシティコープ金剛東すみれ会 大阪府/富田林市津々山台1-1 東側遊歩道(富田林市道) 280mの遊歩道の両側側道と府道守屋狭山線の一部を花の道にしています。春と秋の2回、一年草や球根を植え替え、宿根草やバラも沢山植えています。種まきからする人、苗を買ってきて植える人とそれは自由ですが、市の使用条件を守るように徹底しています。
八幡高原 カキツバタの里づくり カキツバタの里づくり実行委員会 広島県/広島県山県郡北広島町東八幡原1374 「カキツバタの里」に多くの方が訪れていただいたことで畦が崩れ、水漏れがひどくなってきたため大規模な補修が必要となっています。2年間でおよそ200万円の補修費を見積もっていますが、入場者の維持管理協力金とオーナーに再出費をお願いすることで計画していました。しかし目標金額には届きそうになく思案しておりました折りに、貴協会の助成事業の公募を伺い応募させていただきました。
KODOMO ラムサール国際湿地交流in にいがた KODOMO ラムサール国際湿地交流実行委員会 新潟県/新潟県新潟市 本事業は,平成20 年10 月に韓国で開催されるラムサール条約第10 回締約国会議において,湿地の保全と賢明な利用についてのメッセージを発表するため,国内外の子どもたちが共通の体験や活動を行いながらメッセージ文案を採択する。
「みどりの文」―手紙部門―、―絵手紙部門― 社団法人 福島県造園建設業協会 福島県/全国一円 身近な庭風景や自然をみつめ、手紙や絵に託すことで、一人一人の考え方、想いを具体的に表現し、お互いに伝え合うことで、“みどり”の大切さを認識し合い、緑化思想の啓発と高揚を目的とし、全国一円に応募を募った。
第3回みどりのまちづくり景観賞 社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会関西支部 大阪府/北大阪エリア(豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町、吹田市、高槻市、茨木市、摂津市、島本町) 「みどりのまちづくり景観賞」は、市民の手による優れたみどりのまちなみ景観づくりの取組みを顕彰し、みどりのまちづくりの輪を広げることを目的としています。今回、第3回は、北大阪エリアを募集対象として実施しました。
都市域復元型ビオトープにおける自然回復状況のモニタリングおよび環境教育活動 京都ビオトープ研究会 京都府/京都市梅小路公園 京都市梅小路公園内に造成された復元型ビオトープ「いのちの森」で生物の詳細な生育状況調査(植 物、鳥類、昆虫類、菌類)を実施した。また同ビオトープでの環境教育活動として一般市民対象の自然観察会を実施した。
アートを活用した都心部コミュニティによる河川自然環境の創出 東横堀川水辺再生協議会 大阪府/東横堀川沿川地域 沿川地域の人々の河川に対する関心を高め、地元による河川環境創出に取り組むため、地元親子連れによる、水辺の生き物のペーパークラフトづくりとその作品の水辺の公園への展示、また自らが漕ぐゴムボートクルーズとオープンカフェを実施した。
倉敷地域に自生する絶滅危惧植物を用いた屋上緑化 岡山大学資源生物科学研究所屋上緑化プロジェクト 岡山県/岡山大学資源生物科学研究所および岡山県南部 岡山南部に自生し、絶滅が危惧される植物を用いて岡山大学資源生物科学研究所の屋上緑化を増設した。屋上緑化見学会を複数回開催し、のべ159名の見学者があった。屋上緑化活動の成果を発表し、地域の自然について生涯教育活動を行った。
市民による市街地公園での『平成の森』づくり 堺千年の森クラブ 大阪府/堺市堺区旭ヶ丘町(大仙公園内) 大仙公園の一角で森づくりを行っておりますが、今までの経験を生かして今後は、森づくりの活動を市域全体に広げ、これまで培った苗づくり等のノウハウを活かして民間・公共を問わず様々な施設等への更なる緑化活動を展開していきます。手始めとして、保育所、幼稚園、小学校等に緑化や森づくりを中心とした環境学習の出前講習等を行っています。
亀岡市植生調査 亀岡植物誌研究会 京都府/亀岡市全域 4月から11月までの毎月、第2、第4日曜に植生調査を実施して標本とリストを作成する。この成果を、亀岡の地質、淡水魚、シダその他の論考とともに、21年3月、『亀岡の自然』5号に収録、発刊した。
活動・行催事 合計 12件
総合計 18件