令和7年度助成事業 成果概要の報告
| 団体名(所在地) | 公益社団法人日本植物園協会〔東京都〕 |
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| 事業名 | 日本の植物遺産 伝統園芸と植物園 |
| 申請事業の概要 | 日本植物園協会60周年記念事業として、長い歴史を有し、日本独自の発展を遂げた伝統園芸植物やその文化的な背景を保全する「日本植物園協会ナショナルコレクション」を紹介するシンポジウムを開催することで、未来に向けての貴重な植物の保全や後代への継承方法の提案を行う。 |
| 事業の実施場所 | 東京都神代植物公園・植物会館(東京都調布市深大寺元町5-31-10) 及び ウェビナー |
| 事業の実施期間 | 令和7年11月23日(日) |
| 成果の要約 | 【内容】 日本の植物園遺産として、現代に受け継がれる伝統園芸植物をテーマに、その魅力や価値を伝えるシンポジウムを開催した。タイトルは「江戸に花開いた園芸文化」とし、当協会設立60年を祝うイベントと位置づけ、関連分野の専門家の話題や日本植物園協会の取組を紹介し、貴重な植物の保全について普及啓発を行った。 シンポジウムでは、江戸の出版物を通じて一般庶民も夢中になった園芸植物の魅力を小笠原左衛門尉亮軒氏が(動画出演)、江戸の出版メディアと園芸文化について豊島区立郷土資料館の秋山伸一氏が、江戸椿の歴史と魅力について日本ツバキ協会の小泉不二男氏が一般向けに分かりやすく講演を行った。また、日本植物園協会が取り組むナショナルコレクション認定制度や会場である神代植物公園の伝統園芸植物の保全の取組について紹介した。会場外では、『花壇地錦抄』『草木錦葉集』などの江戸の園芸書を展示し、テーマへの理解を深めた。また、2027 年に迫った国際園芸博覧会の紹介を行った。 シンポジウム後も利用できる資料として16ページにわたる冊子を制作し、参加した市民と植物園関係者に配布したほか、全国の植物園や関係団体を通じて、幅広い市民に配布した。
会場定員100名、ウェビナー100名で事前募集したところ、会場100人に加えウェビナーは北海道から沖縄まで300人を超える申し込みがあり(すべて受付)、幅広い市民の関心を集める催しとなった。 事前の広報は、シンポジウムのチラシを日本植物園協会加盟園や園芸文化協会などの園芸団体を通じて配布した。また、NHK趣味の園芸テキストへの掲載のほか、国際園芸博覧会協会や日本花の会のホームページなどで紹介してもらった。 参加者アンケートの結果は、総合満足度4.36(5段階)と高評価で、「多くの知見を得られ大変有意義だった」「江戸時代の園芸にフォーカスしてプログラムを組んでもらえたのは、歴史好きでもある私にとっては興味深い内容だった」「今の時代に生きるものとして伝承していかなければならないと思った」などの感想が寄せられ、シンポジウムを通じて伝統園芸植物の魅力や価値を広く発信することができた。
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