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花博自然環境助成事業

令和6年度助成事業 成果概要の報告

    
団体名(所在地) 公益社団法人園芸文化協会〔東京都〕
事業名 国際園芸博共創セミナー「園芸文化を育んだ花」
申請事業の概要 「2027年国際園芸博覧会」の開催を契機に、2027年国際博覧会協会と花緑団体、愛好団体が連携し、多くの人たちに私たちの暮らしや文化は花とともに育まれてきたことを伝え、花のある豊かなで心身ともに健康な暮らしを未来につなげていくことを目的に、日本の園芸文化を育んだ花を題材としたセミナーを開催する。
事業の実施場所 セミナー:緑と水の市民カレッジ、新宿御苑、東京都美術館講堂、上野東照宮ぼたん苑
実行委員会:公益社団法人園芸文化協会事務局、新宿御苑、名古屋園芸㈱、上野東照宮ぼたん苑
事務:公益社団法人園芸文化協会事務局
事業の実施期間 令和6年4月1日~令和7年2月28日 ①令和6年10月23日「園芸文化を育んだ花 百合の魅力に迫る」 ②令和6年11月9日「園芸文化を育んだ花 新宿御苑菊花壇展観菊会2024」 ③令和7年1月21日「園芸文化を育んだ花 冬を彩る縁起花・牡丹を知る、観る、育てる」
成果の要約

①組み合わせることによる理解度、愛着、関心度の深化と技術の向上
・組み合わせその1:文化的な話と実践的な話
今回、江戸の園芸文化研究の第一人者である小笠原誓氏と、②では新宿御苑で菊の栽培に従事する丸山秀諭氏、③では牡丹苗の生産に従事する松本悠太氏にお話しいただいた。小笠原氏からは花の文化的な話を、丸山氏、松本氏からは栽培のノウハウや現場の実情、経験談、悩みなどリアルな話を聞くことが出来、参加者にとって他では聞けない価値ある内容となり、理解度、愛着、関心度がより深められた。
・組み合わせその2:講演と見学
②と③では講演を聞いた後に見学する、という構成になっており、講演で得た知識が、見学で実際に植物を目にすることでより具体的なものとなり、理解度、愛着、関心度がより深められた。
・組み合わせその3:セミナーと植物(球根、苗)
①ではカサブランカの球根、③では牡丹苗を参加者に持ち帰ってもらった。セミナーで得た知識を自宅ですぐに実践出来ることで、講義内容をより深く理解できるうえ、その植物への愛着と栽培への興味、栽培技術の向上につなげることが出来た。
②2027年国際園芸博覧会の機運醸成
「2027年国際園芸博覧会を盛り上げるための企画」ということを押し出し、同博覧会の紹介を行った結果、機運醸成につなげられた。

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