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花博自然環境助成事業

令和6年度助成事業 成果概要の報告

    
団体名(所在地) Mikke Garden 森のムッレ貝塚教室〔大阪府〕
事業名 「森のムッレ教育」から学ぶサスティナブル
申請事業の概要 北欧生まれの自然環境教育プログラム「森のムッレ教育」は、生き物や環境への気遣い、思いやりの心を育むことを目的としている。子どもたちとエコロジーの基本を学ぶムッレ教室をはじめ、環境保全のためのイベントやワークショップ、学びの場づくりを展開していく。
事業の実施場所 せんごくの杜 (大阪府貝塚市名越1122-2)
大阪府立少年自然の家(大阪府貝塚市木積秋山長尾3350)
事業の実施期間 令和6年4月 ~ 令和7年3月
成果の要約

月のムッレ教室では、子どもたちが活動を楽しみにして来てくれている。ゲームやスマホをいじることなく夕方まで体を動かして遊び、学校や保育園とは違う友だちができることを喜び、心身ともに充実感を味わっている。ゴミが落ちていると、意識的に拾うようになっており、虫や植物の役割を知った子どもたちは生き物に対して慈しみ、命を大切に関わる。ノコギリやロープの道具の使い方もよく分かって、自分たちで遊びの道具を作り出し創造を楽しんでいる。

貝塚だけではなく、都会の子どもたちにもムッレを体験してほしいと声をあげてくれた保護者が、大阪市内で遊べる「ミッケプレイガーデン」を企画し、此花区で2回開催した。

そこからのご縁で、貝塚教室への参加者が増えてきた。

11月に開催したムッレリーダー養成講座には、主に関西地区からの参加が多く、12月以降も実践の場として、貝塚に足を運んできている。スタッフの数が足りず6月から休止していた「子どもだけのクラス」も、新しいリーダーが加入したことで復活することができた。

SDGsが学校園でも広がってきたことで、子どもたちも環境保全に興味関心を寄せている様子がみられる。来年度は子育て支援センターへの講座や、保育園などの研修も企画している。

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