令和6年度助成事業 成果概要の報告
団体名(所在地) | 福興浜団〔福島県〕 |
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事業名 | 菜の花迷路一般開放と菜の花畑整備 |
申請事業の概要 | 東日本大震災による津波で全て流された南相馬市原町区萱浜地区に菜の花畑を造成し、そこに迷路を作りGW期間中に一般開放する。菜の花迷路には親子連れからお年寄りまで、市内はもちろん県内外から多くの人に訪れてもらい、楽しみ、笑顔になってもらうとともに、津波被害を受けた地区の現在の様子を見て、知ってもらう。 |
事業の実施場所 | 福島県南相馬市原町区萱浜地区 |
事業の実施期間 | 今回計画 :令和6年4月 ~ 令和7年2月 (助成対象期間) (全体計画:令和5年9月 ~ 令和7年6月) |
成果の要約 | 菜の花迷路の一般開放は事前告知もコロナ前と様の展開とし、多くの方にご来場いただいた。 一方、菜の花畑つくりは引き続き燃料代、肥料代などの資材高騰のあおりを受け、経済的には非常に苦しい中、貴協会などからの支援を受け、無事に開催することが出来た。この場を借りで感謝申し上げます。 近年は暖冬や、土壌の質のばらつき、雑草に生育を阻まれるなど課題が出る中、除草剤の使用や追肥の時期の見直し等対策を行い、一面に咲き誇る菜の花を楽しんでもらおうと日々奮闘している。また、経済的困難を解決するべく、収穫した菜種の買い取り先を模索する等の対策も検討していく。 また一方で、震災から13年以上たち、記憶の風化が進んでいることと、お手伝いいただいてきたボランティアの高齢化などから畑作業、迷路運営スタッフの減少が課題となってきており、迷路運営の省力化のためイベントを簡略化したり、播種を機械作業に頼るなど新たな課題も生まれつつある。 それでも、例年多くの人々にご来場いただき、笑顔で帰っていく姿を励みに、引き続き作業していく。![]() ![]() ![]() |