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花博自然環境助成事業

令和6年度助成事業 成果概要の報告

    
団体名(所在地) 豊野ひまわり園事業実行委員会〔熊本県〕
事業名 ひまわりを活用した環境美化と花と緑の地域づくり
申請事業の概要 町内の未耕作の畑を借り、ひまわりの花を栽培する事で、花を通じてこの事業に関わる町民の横のつながりを深め、さらに地域の外からの人の流れを呼び込むことで、地域の環境美化と交流の場を創出する。
事業の実施場所 熊本県宇城市豊野町糸石3046 うきうき豊野ひまわり園 園内
事業の実施期間 令和 6年 4月~令和 6年 10月 (助成対象期間)
(事業全体:令和 6年 4月~令和 6年 12月)

<主要行事実施日>
4月1日   事業開始
7月22日  種まき行事
9月10日  開園
9月30日  閉園
11月22日 事業総括
12月30日 決算報告
12月31日 事業終了
成果の要約

実行委員会を中心に、6つの地域団体、地元小中学校、地元企業様など協力を得て実施した。

<地域振興と観光>
・今年で8回目を迎えるひまわり園は、認知度も向上し、全国各所にあるひまわり園の中でも地域での観光名所となり、開園に合わせて来場を楽しみにされている方々が多くなった。これまで行っていた生育と開園のお知らせをSNS等で発信していた事に加えて、今年は国道沿いと物産館に告知看板を設置し、主要道路からの案内看板とのぼりを製作したことで、開園の認知と来場者の誘導がスムーズにでき、ひまわり園だけでなく地域への訪問者数が増加した。
・とても暑い夏となった本年は、さらなる来場者への配慮として、日よけの為のテントを購入と設置、中学生によるテーブルとイスの製作と設置などが来場者からとても好評だった。
・観光客によるひまわりの観賞に加えて、写真撮影や地元グルメを楽しむ姿が見られ、地域経済への貢献が確認された事で、地域の農産物や特産品の販売促進にも寄与した。

<栽培要領の向上>
地元農家の協力により、耕うん時期や肥料と散水の管理など、ひまわり栽培におけるノウハウが蓄積された。これにより、来期へ栽培に関する準備などもさらに向上できると感じた。

<地域の交流>
地域の小中学生からお年寄りまで、ひまわりを通じて、世代や所属を超えた交流を促進することを目的として、計画と実施を行った。地域コミュニティの絆を深め、住民同士の理解と協力を促進することで、各世代が一堂に会するイベントを設けた。特に、小中学生が豊野の良さを学び、支え合って生活していることを肌で実感してもらい、巣立った後にこの経験を通じて、人間関係の形成を図ることで、将来的に地域を担ってくれる人材育成につながる活動となった。

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