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花博自然環境助成事業

令和6年度助成事業 成果概要の報告

    
団体名(所在地) 坂井市国際交流協会〔福井県〕
事業名 ワールド・ガーデン
申請事業の概要 坂井市国際交流協会は発足後3年目になるが、地域の外国人住民との交流の場がなかなか持てないという悩みがありました。そこで、外国人住民を含む地域住民が気軽に集い、一緒に野菜や花を育てることで交流する「ワールド・ガーデン」を企画しました。
事業の実施場所 福井県坂井市春江町随応寺17-10 坂井市役所春江支所2階
事業の実施期間 令和6年4月1日 ~ 令和6年12月31日
成果の要約

① インド人・フィリピン人・中国人・ブラジル人等多くの外国人が参加した。多国籍ガーデンで母国の野菜を作りたい!と参加した人が多く、ひよこ豆・ホーリーバジル・ズッキーニ・パクチー等の野菜を植栽し、日本人にこれらの野菜の食べ方を教えていた。 
② 畑作業では多くの外国人と地域住民が一緒に作業をし、多文化共生の理解を深めることができた。畑作業はたとえ言葉が通じなくても外国人とはジェスチャーで意思疎通できるので身振り手振りで種のまき方等を伝えることができた。
③ 中国雲南省出身の女性がかぼちゃの雄花だけ集めだしました。彼女から「蜜蜂などの虫がかぼちゃの花粉を雄花から雌花に運んでくれるから南瓜の実がなりますよ。雌花の根っこにはかわいい赤ちゃん南瓜がありますから違いは一目瞭然ですね」と教えてもらい、雄花だけ集めた。
④ 「雄花を何に使うの?」と聞いたら「かぼちゃの雄花のオムレツを作ります!」収穫祭でそれはそれは綺麗な美味しい南瓜雄花オムレツが出来、参加者全員初めて南瓜の雄花を食べた。雲南省では花を料理によく使うそう。食文化の違いを学んだ。

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