花博自然環境助成事業

震災以来、被災地で花と緑の活動で地元に花のグループが立ち上がり花を植える活動を継続してきた。しかしながら、コロナ禍という新たな困難な時代で被災地の復興、特に心の復興を進めることがまだまだ必要である。被災地に立ち上がり活動する仲間と各地の花壇等に「未来への希望の花」を一緒に植え、美しい花を咲かせて人々の憩いやおもてなしの場とした。
7月4日　盛岡駅前開運橋南花壇　「花壇花植えとたねダンゴ」
盛岡駅前商店街、ボランティアメンバーと一緒に夏の一年草とたねダンゴを花壇に植え、植栽後も草取りや水やりなどの管理をおこなった。
7月19日　釜石市　青葉通り花壇
「ハンギングバスケット、コンテナ、花壇花植え」
あおば花っこ会の皆さん、周辺の災害公営住宅にお住まいの皆さんとバラ、宿根草、一年草を花壇に植え培養土でマルチングした。底面吸水コンテナやハンギ　　ングバスケットをみんなで作り、花壇の周辺や公営住宅に置き、管理をしていただいた。
みんなでコンテナに寄せ植えを作り各自持ち帰り飾っていただいた。
11月3日　陸前高田　復興祈念公園
陸前高田花の会の皆さん、ボランティアの皆さんとフラワーロードから掘り上げた球根に新たに追加で購入したスイセンの球根を植えた。終了後移動し、「花っこ畑」にチューリップと移動ビオラの植栽をおこなった。
11月5日　バイパス花壇　「花壇の花植え」
おおちゃん花くらぶのメンバーとビオラの植栽と球根の植え込みをおこなった。
コロナ禍で人々の交流が制限される中、園芸の活動は外で開催するため、各地でたくさんの方に関わっていただき実施することができた。
みんなで花を植えた公共空間はその後の手入れも活発に行われ、おもてなしと地域住民のさまざまな困難の中での癒しの場になったと思われる。
各地の花のグループを支援することにより、各地で花と緑によるたくさんの笑顔に会うことができた。