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花博自然環境助成事業

令和元年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 弓削校区健康まちづくり委員会〔熊本県〕
事業名 まちあるき31~花と緑で元気になろう~
事業の実施場所 熊本市北区 弓削小学校 校区内
事業の実施期間 平成31年 5月12日 サルビアハート活動 令和元年 11月24日 「ゆるっとまちあるき」にて、チュウリップ球根の配布 その後、各戸・公民館等での植栽活動に努める。
事業の概要 老若男女、校区の地域公民館や公園を巡り、多くの語らい・ふれあいをしながら、植栽をする。参加賞のチューリップ球根は自宅等にも植える。18歳参加者には、成人を祝し、花と緑のギフト券を贈与し、故郷への思い出と旅立、自然愛護の精神などを願う。
成果の要約

この春、昨年度植え付けたチュウ―リップは、避難所だったコミセンや公民館などにも、花を咲かせ、植付された高齢者の方の期待を裏切らなかった。また、今年は、貴会からの助成のお陰で、「サルビアハート活動」を追加実施できた。本会の日常活動である「子どもの見守り」その隊員に、子ども会の協力もあって、子ども達が、サルビア苗を、感謝の気持ちを伝えながら、約200人の親子で届けることができた。サルビアの花も各所に、秋深まっても、鮮やかな朱色を呈している。
また、地域の自治協、社会福祉協議会、民生児童委員協議会、交通安全協会等協力団体等の多くの方々のお陰をもって、「第5回弓削校区ゆるっとまちあるき」を実施できた。今回は、『ふれあいを 深めましょう』のテーマのもと、車椅子で参加したい方へ応えよう・
民法改正18歳成人など若者の参加を呼びかけようを力点にして計画した。そして、完歩賞の一つに、貴会の助成に基づくチューリップ球根(大玉4個)やタオルなど準備した。
しかし、大会当日は、雨天模様で、傘をさしてのあるきを試みたが、引き返し、体育館で、雨バージョンのふれあいの会になった。
スタッフを含め歩く人149名、交通指導や本部待機等委員35名の参加で、老若男女が参集し、雨天のため、宝探しがビンゴに代わり、民法改正ミニ講和&祝成人、健康クイズ、豚汁おにぎり会食&ふれあいスピーチなど、たのしい集会ができた。地域公民館・コミセン・小学校・子育てクラブ等には、球根の寄贈も行った。
当地は、熊本地震の激震地に近い地区であったが、3年半の復興活動が進み、悲惨な震災の光景は目立たなくなったが、繰り返し起こる災害への不安が、高齢者を中心により高まっている。そして、本気度が高い避難体制の構築が、求められている。その作業のなかで、住民の日頃のふれあいが必須と分かり、その点の地域の努力を探っている。
そして、貴会からの助成によって、「花と緑」をテーマや素材にして、ふれあいの提供が一つできたと感じる。感謝に堪えない。

弓削校区 6つの町内公民館に咲いた花々 弓削校区コミセン前に咲いたサルビア 2年後に成人となる高校1年生参加者にポインセチア等のプレゼント 感謝の気持ちを込めて見守り隊の方へプレゼント