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花博自然環境助成事業

平成30年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 神奈川トンボ調査・保全ネットワーク〔神奈川県〕
事業名 RDⅠⅡ類のトンボ及び生息地の保護・保全と分布調査
事業の実施場所 神奈川県、新潟県、岐阜県、千葉県、栃木県、茨城県、長野県、山梨県、三重県など
事業の実施期間 平成30年4月1日~平成31年2月17日
事業の概要 RDⅠ・Ⅱのトンボの保護・保全活動を地元の住民・環境団体・昆虫同好会・研究者・日本トンボ学会自然保護委員会と連携して行い、保全手法の開発・検証・普及を行っていく。RD種の分布調査をして結果を日本トンボ学会自然保護委員会に提供し保護・保全の情報として役立てていく。
成果の要約

〇ベッコウトンボ
磐田市・鶴ヶ池:個体数モニタリング調査を行い10頭の生息と、産卵場所を確認した。
浜松市遠州浜後背湿地群:アメリカザリガニの駆除に取り組み低密度に管理するとともに人為的に投入された水草(オオカナダモ、シュロガヤツリ、オオフサモ)、魚(フナ類、カラドジョウ)、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメも駆除した。
〇マダラナニワトンボ
新潟県阿賀町新沼:3年前から地域の方々と高層湿地に繁茂したヨシなどの背の高い植物を刈り取りマダラナニワトンボの産卵場所を創出してきた。その結果数百ペアのマダラナニワトンボが産卵に訪れるようになった。草刈りの2次効果としてトキソウ、カキラン等貴重なラン科の植物が激増した。地域の方との交流も深まり耕作米の産直あっせんに発展している。
新潟県村上市松ノ木平池:地元保全団体の計画した保全作業日が2度とも台風の襲来により中止になり本年度は実施しなかった。
岐阜県瑞浪市のため池:本年度の生息地調査で生息を確認できたが、産卵場所が樹木や竹に覆われており近い将来産卵場所の消失により絶滅が考えられた。名古屋の団体と連絡を取り共同で、試験的に樹木の伐採を行い産卵場所を創出したところすぐに5~6ペアが産卵に訪れた。
新潟県・岐阜県の生息地調査を25地点行い、新潟県では新産地を発見した。岐阜県ではほとんどの既知産地では生息が確認できず、激減していることが確認できた。
〇オオモノサシトンボ、トラフトンボ、オオトラフトンボ、キイロヤマトンボ、アマゴイルリトンボ、アオハダトンボ、モートンイトトンボ、カラカネイトトンボ、についっては調査・作業報告書を作成しました。

相模湖での保全作業 新潟県阿賀町新沼での保全作業 スイレン池作業中 遠州浜作業中