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花博自然環境助成事業

平成28年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 伊吹くらしのやくそう倶楽部〔滋賀県〕
事業名 伊吹の薬草復活プロジェクト
事業の実施場所 滋賀県米原市小泉1番地 農家民宿・農家レストラン元氣堂 及び小泉地先棚田
事業の実施期間 平成28年4月1日から平成29年3月31日
事業の概要 千年以上の歴史ある伊吹山の薬草は現在も全国的に大きなブランドとなっているが、地元では忘れられた存在となっている。これを復活させ、薬草栽培を地域のビジネスとして再構築していく。
成果の要約

棚田ボランティアには、滋賀県内外から各回10~20名程度の参加があり、定着してきている。午後のオプションは、薬草探しなど棚田ならではの薬用植物にできるだけ関連した活動を行なっているが、このようなオプションを毎回行なっている棚田ボランティアは他にはなく、参加者の中にはこのオプションを目当てに参加する人もいると、県担当者からも評価されている。またリピーターが多く、棚田ボランティアの日以外にも自主的に棚田で作業をする人が数名いて、スタッフ状態になってきている。
マスコミにも注目されはじめ、今年度は、農業共済新聞、京都新聞、ZTV(滋賀県内のコミュニティテレビ)の取材があった。
薬草講座により、これまで知識も関心もなかった参加者が、薬草に対して興味を持つようになり、薬効に注目したり、薬草を活用するようになってきている。
標本作りにより棚田の薬用植物を体系的に理解できるようになる。今後も継続してリストを充実させていく。
ソーラーシェアリングで薬草栽培の事業化へ向けたスタートが切れた。

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