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花博自然環境助成事業

平成28年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) NPO法人利尻ふる里・島づくりセンター〔北海道〕
事業名 海藻押し葉展覧会in札幌
事業の実施場所 札幌駅前通地下歩行空間 北大通交差点広場[東]
事業の実施期間 作品他展示物搬入・設営 平成28年5月28日 午前6時~午後9時
移動展・体験会開催 平成28年5月28日・29日 午前9時~午後5時
作品他展示物搬出・撤去 平成28年5月30日 午前9時~11時
事業の概要 利用価値のない雑海藻をアートとして活用した、『海藻押し葉』と押し花を融合させた作品のコンクールを平成27年9月に開催した。その中で入賞した作品の展覧会を札幌で開催し、その場でしおりやはがきの作成を体験できるワークショップを展開する。
成果の要約

来場者約3,000名
本事業は2007年から行政と一体となって取り組んできた。今回は昨年度に実施した「海藻押し葉全国コンクール2015」にて入賞した作品(北海道知事賞、利尻町民賞、利尻町長賞、佳作等)41点を展示し、同時に利尻山の十六景をモチーフにした作品16点と、町民の描いた絵画等を会場に展示した。
展示しながら当NPO法人の説明員が2名付き、来場者へ作品の解説や、海藻押し葉の起源、資源蘇生をテーマに町づくりをしており、作品展示のパネルも利尻昆布を干す台を使用していること、利尻の魅力を伝えることで、札幌市という北海道内の都市部への利尻島独自文化活動への理解が深まるとともに、更なる普及拡大へと繋がった。
また、併設した会場で押し花作家のたけだ りょう氏と地元利尻の講師をアシスタントとして依頼し、海藻押し葉体験会(しおりやキーホルダー、ハガキの製作)を参加費無料で実施した。見るだけでなく、実際に簡単な作品を作ることで、利尻に寄ってくる雑海藻の知識や風土文化、それらを利用した作品を作り、海藻の色の奥深さ、利尻島の自然の豊かさを身近に感じ、楽しさが伝わったと参加者は語っていた。

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