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花博自然環境助成事業

活動・行催事助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 金華山えこねっと〔岐阜県〕
代表者 会長 梶浦 敬一
事業名 岐阜県における外来種等動物対策プロジェクト活動
事業の実施場所 岐阜県金華山を中心として周辺地域
事業の実施期間 2015年4月から2016年3月31日
事業の概要 岐阜県金華山に棲息する帰化等動物対策を、住民・小中学生・高校大学生を巻き込んだシチズン・サイエンス制度を構築して教育・啓発しながら、専門家と協同して駆除等の活動をして、金華山の自然を取り戻す活動をする。
成果の要約

今回は3~5年の長期目標での1年目としての活動として位置づけて、

  1. 岐阜県博物館での連続講座(3回)を開催して、今後定期的に実施できるようになった。
  2. 岐阜金華山周辺の小学校(2校4回)、への啓発活動を実施してその第一歩が踏み出せた。
  3. 岐阜県の教員免許更新講座で、ベテランの先生方に啓蒙でき定期開催(年1回)ができることになり学校側からの外来種対応が進みやすくなるように。
  4. 高校生や会員を中心に解剖教室(2回)が、専門の先生によりニホンリスとの比較しながら調査でき、森林総合研究所からの遺体寄付、捕獲個体により、今後も継続して実施できる基礎ができた。
  5. 外来種のための講座が、各務原のように、金華山周辺だけでなく、必要な場所ごとに講座が対応できるようになった。
  6. タイワンリスを始め、アライグマ、ヌートリアなどの外来種の捕獲、殺処分できる道具、冷凍保管体制の仕組みが整えられて、今後、継続的に実施できる基礎ができた。

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