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花博自然環境助成事業

活動・行催事助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) NPO法人 白神自然学校一ツ森校〔青森県〕
代表者 永井 雄人
事業名 わが町-もくもくかわかわ体験プログラム
事業の実施場所 白神自然学校一ツ森校内と、周辺の川・岩木川と赤石川河川
事業の実施期間 平成27年8月7日~8日と平成27年8月20日~23日の2回の中で実施した
事業の概要 白神山地の小学生達は、身近すぎてふるさとの事をよくわかりません。子ども達にふるさとの山・川・海を学ぶ体験の機会を作り、地域に親しむ機会を通して、自分と自然の生態系や、自然界の微妙なバランスを学び、自然と調和した生き方に気づくことを目的とした授業を実施したい。
成果の要約
  1. 参加人数は、2回で、14名
  2. 林業体験を実施し、杉の間伐木をチェンソーで伐倒し、枝落としをし、その木を学校まで運ぶ体験を実施した。普段、手のこを使ったことがない子が多く、間引く理由を説明し、森の手入れの大切さを感じたみたいです。
  3. 赤石川では、網を使い川にいる魚を追い込む事を実施したが、途中で遊んでしまい、中々うまくいかなかったが、網に鮎が何匹かかかり、その鮎を生きたまま持ち帰り炭火や木で食べることをしたら、とても美味しいという感想が返ってきた。
  4. その日の夜に、一日行った事を画用紙に書いてもらったら、其々感じた内容を書いていた。その絵は、夏休みの図工として自宅に持ち帰りたいということで、子ども達に持ち帰ってもらうことにした。普段バーチャルな環境にいることもあり、本当の自然と接する事が少ない子ども達なので、川の危険性とか川で遊ぶことを知らない子が多く、特に山に入って木を伐るという感覚は初めての体験で、「何の為に伐るの」という質問に、木は家を建てるのにも使うし、薪として燃料としても使う。また、再生エネルギーの話しもしました。

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