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花博自然環境助成事業

活動・行催事助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) かのこ里山村〔兵庫県〕
代表者 会長 永瀬 毅
事業名 かのこ里山村・里山イベント充実事業
事業の実施場所 神戸市北区鹿の子台の緑地、鹿の子台南町1丁目「星の杜こども園」の里山
事業の実施期間 平成27年4月~平成28年3月
事業の概要 ニュータウン外周の緑地(主として竹林)を手入して、リタイア世代と子どもたちが交流するタケノコ掘り、ハチミツ絞り、竹クラフト、どんど焼きなどの里山イベントを開催し、その設備や拠点を充実させる。
成果の要約

ニュータウン外周部にある荒廃した残置森林の環境を改善し、地域住民が活用できる身近な里山とするために、自然と親しむイベントやこどもたちの遊び場づくりや施設整備を行った。地域環境の改善になるとともに、交流の場づくり、防災・防犯面の向上となった。

チェンソーを活用しコナラなどの伐採をし、ピザ窯の薪やシイタケ栽培のホダ木にすることができ、雑木林の管理の目途が立った。助成金を活用して施設・設備が整い、里山作業をイベント化し充実化することができた。

一方で竹林の伐採は時間がかかる。伐採した竹の整理や処理が課題である。
また、活動が地域の皆さんに少しずつ浸透するように、作成したニュースレターやリーフレットなどを活用し、口づてのコミュニケーションを進めている。

この1年は活動の基盤づくり(広場や施設の整備)に注力したが、今後はもっと居心地のいい休憩スペースや小物の収納スペースの整備をするなど細かな場づくりが必要になる。
今後、市内各地で里山の荒廃が問題化すると思われるが、本事業が問題解決の参考になるであろう。

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