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花博自然環境助成事業

平成25年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 公益財団法人 金沢子ども科学財団〔石川県〕
代表者 理事長 中村 信一
事業名 里山の自然を学ぼう~角間の里山自然探検~
事業の実施場所 金沢大学地内 金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」およびその周辺の里山
事業の実施期間 平成25年4月~平成26年2月
事業の概要 動植物への理解と保全への意識を高めてもらう目的で、角間の里及びその周辺の里山にて、里山の四季の自然観察及び自然探検、雪上に残った動物の足跡観察、タケノコ堀りや昆虫採集などの体験活動を行います。
成果の要約

①春教室
過去数年にわたって竹の分布エリアが広がっていることを観察・学習し、体験活動を通してタケノコ掘りが雑木林保全につながっている(竹の間引き)ことを学ぶ機会となった。

②夏教室
昆虫採集を通して自然に直接触れ、自然への興味関心を高めるきっかけとなった。また、標本作りを行う過程で昆虫のからだの構造をよく観察し、それぞれの生物が生存や活動に適した生態となっていることを学ぶきっかけとなった。

③秋教室
10月26日(土)を予定していたが、台風接近のため安全を考慮し中止した。

④冬教室
カマキリの卵は、雪が積もった時にちょうど埋もれないあたりの高さに産みつけられると言われているなど、動物の活動の痕跡が自然を知る手がかりとなることを学んだようだった。また、アイスキャンディーは冷凍庫でつくるイメージが強かったようだが、塩を利用すれば雪でもジュースを凍結させられることを学ばせることができた。

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