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花博自然環境助成事業

平成22年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) NPO法人 メリーポピンズの会〔兵庫県〕
代表者 理事長 大日向 郁夫
事業名 “ボランティアがボランティアを育てる” 園芸塾の運営
事業の実施場所 宝塚市立逆瀬台小学校、宝塚市立第一中学校、宝塚市社会福祉協議会仁川デイサービスセンター、せいれい逆瀬台デイサービスセンター、逆瀬台育苗場、宝塚市立西公民館、宝塚市立東公民館
事業の実施期間 平成22年4月~平成23年3月
事業の概要 福祉施設や教育施設の花壇を継続的に維持管理する上での大きな障害は、会員の高齢化や慢性的な会員不足である。この根本的な解決に加え、広く園芸ボランティアを育てるため、「タンポポ塾」を開催する。
成果の要約

①講師による講座の回数(35回)と参加人数(450名)、ベテランの会員の補佐・指導による自主実習の回数(84回)と参加人数(413名)の規模が大きく、地域の花と緑の街づくりにとって大きな意味があった。
講師(敬称略):能勢健吉、寺西菊雄、河合浩彦、金岡則行、田村昌生

②「花と緑の活動を通じて、地域福祉にとって大切な、施設(学校、保育所、児童館、特養、デイサービスセンター等)の利用者と地域住民を結びつける」という当会の目的と、「市民による花と緑の地域づくりに関して、全国的にも好例となるような活動」でありたいという思いから、専門の講師による講習のうち、月1回を「公開講座」として、会員だけでなく、一般市民も対象として実施した。

③多くの権威あるメディアが当会および当事業を取り上げてくれた。

  • 平成22年3月
    NHKラジオ深夜便の対談「人ありて街は生き」に出演。当会の歴史や理念について語る機会を得た。
  • 平成22年4月~5月
    「~昔・今・未来 花のある生活」(鶴見緑地公園)において、“For the future”というコーナーでのビデオ、写真展示を行った。
  • 平成23年2月
    当会と当事業の理念、歴史、運営、技術などを詳細に記述した論文「地域福祉の園芸ボランティア」が、農業技術大系追録13号および最新農業技術「花卉」vol.3(農文協)に掲載された。