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花博自然環境助成事業

平成19年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 世界遺産白神山地ブナ林モニタリング調査会〔青森県〕
代表者 会長 齋藤 宗勝
事業名 白神山地ブナ林の森林構造及び森林動態調査研究
事業の実施場所 櫛石山尾根、櫛石山山腹部(クマゲラの森)、赤石川源流(ヤナダキ)
事業の実施期間 平成19年6月~平成20年3月
事業の概要 世界自然遺産白神山地のブナ林の森林構造、森林動態を明らかにし白神山地ブナ林の保全に資するためにモニタリング調査を行った。また持続的なモニタリング調査のために民間ボランティア参加型の調査体制を構築した。
成果の要約

9年目のモニタリング調査を無事終えることができた。本調査を継続して行うことで世界遺産白神山地のブナ林の構造や動態が明らかになり世界遺産を保全していく上での基礎的なデータを提供することができる。
新たに防水アナログノギス・ミニロッドなどの調査道具を購入したことにより調査のスピード・精度が向上した。例えば、雨天時は雨に強いアナログノギスを使わざるをえなかったが値を読み取るのに時間がかかっていた。防水デジタルノギスを購入したことにより雨天時にもデジタルノギスでの調査を行うことができる。
今まで調査方法は現地で顧問が口頭で指導をしていたため、調査方法をなんども顧問の所に聞きに行ったり、間違ったまま調査を行ったりする事があった。今回プロットの図や調査方法、実生図鑑などを掲載した調査マニュアルを作成した。調査前にこのマニュアルを配布することにより調査の心構えやどのような調査を行うかのイメージを作る事ができ参加しやすくなった。また、調査時にマニュアルを参照しながら調査を行うことによりスピーディで精度の高い調査が行えた。
ホームページを作成することでモニタリングの内容やモニタリングを行う意義などを調査に参加しない一般の人にも広く知ってもらうことができたと思われる。
以上の活動を通してボランティア調査員による持続的なモニタリング調査の下地ができた。
多くのボランティア調査員が白神山地に入り調査を行うことで白神山地の価値を認識してもらえるようになった。

関連成果物(公表した論文、活動の写真等)

モニタリングホームページ http://monitoring.sakura.ne.jp/

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モニタリング集合写真

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モニタリングマニュアルを読みながら
顧問の説明を聞く調査員

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メジャーでブナの直径を測る調査員

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デジタルノギスで低木の直径を測定する
調査員