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花博自然環境助成事業

平成19年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) 特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合〔東京都〕
代表者 会長 辻井 達一
事業名 持続的地域づくりと湿地の保全再生に関する国際の交流
事業の実施場所 東京、北海道豊富町、兵庫県豊岡市
事業の実施期間 平成19年4月~平成20年3月
事業の概要 日本の湿地の保全再生現場においてヨーロッパの専門家とともにフォーラム形式調査研究を実施し、湿地の保全再生をめぐる問題点の生態学的側面と社会的側面について議論を行うとともに、日本とヨーロッパの共通点と違いを解明し、今後のより効果的な保全活動のための方針を提案する。
成果の要約

北海道豊富町、兵庫県豊岡市それぞれでヨーロッパの専門家とともに現地視察、ワークショップ、シンポジウムを行った。
このプログラムの大きな特徴は、現地視察を多く行った点にあった。ヨーロッパと日本の湿地には共通点や違いが多くあるが、それは現地を見て、現地の人の話を聞かなければ気づくことができない。現地視察の場で多くの議論が活発に行われた。
そしてワークショップは、ヨーロッパ、日本それぞれの発表と議論が行われた。このワークショップは非公開とし、専門家間での知識の共有と理解を深めるために行われた。

北海道豊富町、兵庫県豊岡市でそれぞれ行われたシンポジウムに関してであるが、北海道豊富町では、初の国際シンポジウムであった。また、兵庫県豊岡市でも、予測していた以上の参加者があり、地元の人々の大きな関心をひくことができた。
これらの現地視察、ワークショップ、シンポジウムは、日本とヨーロッパの湿地保全に関するお互いの理解を深め、今後のより一層の協力とよりよい保全の方法を模索するよい機会となった。

関連成果物(公表した論文、活動の写真等)

  1. ワークショップとシンポジウムに配布した資料
  2. 事業報告書(日本国際湿地保全連合とりまとめ)※写真を含む
  3. 報告書(英語版)
  4. 写真集(英語版)