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花博自然環境助成事業

平成16年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地) (財)日本野鳥の会〔東京都渋谷区/東京都内、千葉県我孫子市〕
事業名 カラスフォーラム-都市におけるカラスと人との共存をめざして
事業の実施場所 東京都内、千葉県我孫子市
事業の実施期間 平成16年4月~平成17年3月
事業の概要 近年大都市において、カラスによるゴミの散乱や人への威嚇攻撃といった人とカラスの軋轢が社会問題化している。この問題の解決のため、研究者、行政、住民等様々な主体の取り組みの情報を共有化する。
成果の要約

「カラスフォーラム2004『カラスを科学する~その賢さからカラス問題解決へ』の開催」

主催:日本野鳥の会東京支部・財団法人日本野鳥の会
日程:2004年11月7日(日)午後1時~4時
場所:我孫子市生涯学習センター・アビスタ1階ホール
内容:杉田昭栄氏(宇都宮大学教授)の講演「カラスを科学する~その賢さからカラス問題解決へ」
レポーターの報告「首都圏自治体清掃課などのカラス問題への取り組み」等

カラスフォーラム2004は、都市における人とカラスの軋轢の解消の具体策を探る目的で(財)日本野鳥の会と日本野鳥の会東京支部と共催したもので、2004年11月7日、我孫子市においてジャパンバードフェスティバルの参加行事として開催、合計110人の方が来場しました。

冒頭に宇都宮大学の杉田昭栄先生から、カラスの脳の形態や学習能力の研究から、ある特定の光波長をカットして、カラスの視覚をかく乱させる半透明の黄色いゴミ袋を開発された経緯等をお話しいただきました。続いて、当会東京支部の川内博さん、当会評議員の松田道生さんから、自治体のカラス対策の最新事情についての報告があり、ゴミの隔離を物理的に行うことの重要性が指摘されました。ネット開発メーカーの山崎孝寿さんからは、カラス対策グッズの道路占有の問題やコスト負担をどうすればよいかとの提言があり、いくつかのメーカーからのゴミネットや折りたたみ式ゴミ入れなどの展示や説明もありました。最後のディスカッションでは、住民一人一人のマナーや、地域社会のあり方にまで議論が発展しました。

関連成果物(公表した論文、活動の写真等)

『カラスフォーラム2003-首都圏の自治体はカラス問題とどう取り組んでいるか-実施報告集』の発行
(財)日本野鳥の会が日本野鳥の会東京支部と共催で2003年11月に東京都内で行った「カラスフォーラム2003」の実施報告をまとめて、全44ページの冊子として発行し、首都圏自治体等の関係機関等に配布しました。

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