PROJECTS花と緑に関する普及啓発事業及び国際交流事業

高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾

この事業は、次世代を担う高校生が海外の自然環境に触れることで、自然科学分野での視野を広げると共に、
現地の高校生との交流により、国際的な感覚を身につけることを目的としています。

第3回(2018年)募集要項

参加を希望する高校生のエントリーを募集しています。


※それぞれクリックして必要書類を印刷してください。

募集要項 エントリー申込書 健康調査および同意書 募集チラシ

1. 研修企画: 公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
兵庫県立人と自然の博物館
台北市立動物園
財団法人台北動物保育教育基金会
2. 旅行企画・実施: 株式会社JTB
3. 事業内容:
  1. (1)訪問先
  2. 台湾(台北市周辺)
  1. (2)ツアー実施期間
  2. 2018年8月1日(水)~2018年8月7日(火)
  1. (3)内容(詳細は別紙日程表参照)
  2. 日本からの参加高校生(定員20名)および台湾からの参加高校生に対して、兵庫県立人と自然の博物館研究者(4名)および台北市立動物園(4名)計8名が指導役として付き、研究員それぞれの専門分野の視点から、台湾北部のフィールドで動物や植物、昆虫を観察、採集するなど、生物相調査を実施し、本格的な生態研究を体験すると共に、 海外の青少年との交流によるコミュニケーション能力の向上を図ります。
  3. (4)ツアー同行者(日本からは8名)
  4. ■兵庫県立人と自然の博物館 研究者 4名
■秋山 弘之
(自然・環境評価研究部 主任研究員)
コケ植物の分類が専門。キノコや花の咲かない植物も担当します。
■山内 健生
(自然・環境評価研究部 主任研究員)
昆虫の分類が専門。特に外部寄生虫や吸血害虫を研究しています。
■池田 忠広
(自然・環境評価研究部 主任研究員)
カエル・トカゲ・ヘビ類といった小型の爬虫・両性類の分類・進化について研究しています。
■布野 隆之
(自然・環境マネジメント研究部 研究員)
鳥類が専門。特にタカなどの猛禽類や都市のカラスの生態について研究しています。
  1. ■公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会 職員3名(うち女性1名)
  2. ■看護師(日本人女性)1名
  3. 他に台北市立動物園研究者4名が現地で調査指導にあたります。
  4. 全行程添乗員は同行しませんが、現地でのバス移動などにつきましては、JTB現地ガイドがご案内します。
4. 募集人員: 20名
(ただし、研修企画団体の簡単な審査の上、参加者を決定します。最少催行人員10名)
5. エントリー資格: (1)高等学校1年生~高等学校3年生までの生徒。
(2)規律ある団体生活ができること。
(3)7日間の共同生活に適応できる良好な健康状態であること。
(4)渡航に必要な手続き(旅券取得)を6月末日までに行えること。
(5)参加者選考会(1回)への出席が可能なこと。(必須)
(6)事前学習会(1回)、事後学習会(1回)の計2回への参加が可能なこと。
(ただし、学校行事や授業等に重なる場合は、要相談)
(7)本事業の応募に保護者の同意を得ていること。
6. 旅行代金: お一人様126,800円
(燃油サーチャージ、航空保険料、海外空港税、関西国際空港施設使用料を含む)
7. 応募書類: エントリー申込書、健康調査および同意書
8. エントリー書類提出先: 封筒に書類2点を入れて、以下の宛先まで郵便にてお送りください。
〒538-0036 大阪市鶴見区緑地公園2-136
(公財)国際花と緑の博覧会記念協会「生き物調査体験ツアー」係
9. エントリー締切: 2018年5月25日(金)必着
※面接可能人数に達し次第、早期に受付を終了する場合があります。
  お早めにお申し込みください。
10. 選考方法: 応募書類での1次審査、2018年6月10日(日)に大阪市内に集合しての選考会(簡単な作文および集団面接による2次審査)を経て、参加者を決定いたします。
11. 選考会: (1)日時:2018年6月10日(日) 10時~16時
(2)場所:大阪市内を予定
12. 参加者の決定・通知: 2018年6月16日(土)までに、自宅に結果および株式会社JTBより旅行に関する詳細をお送りします。
13. 事前学習会: 2018年7月8日(日)10時~16時
14. 事後学習会: 2018年8月26日(日)10時~16時
15. エントリーおよび
研修内容に関する
問い合わせ先:
公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会 企画事業部第二課
(電話)06-6915-4513 (FAX)06-6915-4524
  • (E-mail)hanahakupps@expo-cosmos.or.jp
  • @を半角に変換してメールをお送りください。
(受付時間)平日9:30 ~ 17:30
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2017年実施報告

2017年8月1日(火)~2017年8月5日(土)4泊5日の日程(台風の影響により6泊7日から日程を短縮)で、台北市立動物園および東眼山自然教育センター周辺を観察フィールドにした「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」を実施しました。日本からの参加高校生17名と台湾からの参加高校生20名、計37名の高校生が、兵庫県立人と自然の博物館と台北市立動物園の研究者と一緒に、亜熱帯地方に生息する台湾の生き物の調査方法などを学びました。
高校生たちは、生き物に対する多くの知識を得ただけでなく、不慣れな環境に身を置いたことで得られた精神的なたくましさや、海外の高校生と交流する際の語学力向上の自覚など、普段体験できない様々な経験を手に入れて帰国しました。
2017年のツアーで実施した様々な活動の中から、主なものをご紹介します。

キノボリトカゲの食性調査
■キノボリトカゲの食性調査
事前に捕獲しておいたキノボリトカゲの口にスポイトを入れて、生理食塩水を一度胃に流し込んだあと、その水をもう一度スポイトで吸い取ることで、トカゲを殺傷することなく胃の内容物を取り出し、その食性を解明する調査を経験しました。
コウモリトラップの設置とコウモリの観察
■コウモリトラップの設置とコウモリの観察
夜間に、コウモリの通り道に楽器のハープによく似たトラップを仕掛け、そこに引っかかり、落下して捕獲袋に収まったコウモリを朝に回収しました。そして捕獲されたコウモリを対象に、体長の測定やDNA調査のためのサンプル(飛膜小片)採取の実演を見学しました。
コケ植物の採集と標本づくり
■コケ植物の採集と標本づくり
東眼山自然教育センター周辺でコケ植物を観察・採集し、センターの施設に持ち帰って形態的特徴を観察するとともに、標本づくりを体験しました。
日中の観察
■日中の観察
日中の観察で甲虫やチョウやトンボなどの昆虫類や、鳥類など、私たちの住む日本では見ることのできない、色あざやかな生き物たちを多く観察することができました。
夜間の観察
■夜間の観察
東眼山と台北市立動物園の両方で、ライトトラップに集まって来た様々な昆虫を観察しました。また、ライトで照らしながら遊歩道を歩き、夜行性のカエルやヘビなども、数多く観察しました。
集合写真
■参加者同士の交流
現地での見たことのない生き物との遭遇に加え、異国での生活や交流においても、日々、大きな刺激を受けていることが感じられました。また、このツアーに参加したことで、同じ志を持つ友人がでたことに、大きな喜びを感じていることが、帰国後の彼らの笑顔から伝わってきました。

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