BIE COSMOS PRIZE BIEコスモス賞

BIEコスモス賞

BIEコスモス賞は、BIE(博覧会国際事務局)が、今後の国際博覧会における「時代の革新と社会の進歩に貢献する市民活動」を顕彰するため、2008年に創設したもので、国際花と緑の博覧会記念協会が、その実施を支援しています。
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2017年アスタナ万博 BIEコスモス賞

受賞者は、“Solar Energy Collector(太陽エネルギー集積装置)”プロジェクト(レソト王国(Kingdom of Lesotho)国立大学)に決定

2017年アスタナ万博BIEコスモス賞は、2017年6月10日から9月10日までの会期で開催されたアスタナ万博にあわせて、「未来のエネルギー」(Future Energy)にちなんだ非営利的であり、また革新的でもある市民活動、プロジェクトを受賞対象として、全世界に公募したところ、11カ国から18件の応募がありました。
18件の応募に対して、BIEと当協会が共同で書類審査を行い、6件を受賞候補として決定しました。この6件のプロジェクトは、その概要がアスタナ万博会場のeBPA(energy Best Practice Area)館で展示されました。

  • BIEコスモス賞を紹介するパネル

  • 受賞団体の活動を紹介するパネル

  • 写真をクリックすると拡大表示されます。

一次審査を通過した6件の候補から、BIEコスモス賞受賞者を決定するため、2017年9月6日にアスタナ万博会場で審査委員会が開催され、慎重な審議の結果、“Solar Energy Collector(太陽エネルギー集積装置)”プロジェクトを提案したレソト王国(Kingdom of Lesotho)国立大学が受賞者として決定されました。

授賞式は2017年9月9日にアスタナ万博会場エナジー・ホール(Energy Hall)で執り行われました。

今回受賞したプロジェクトは、低コストで、地域で入手しやすい材料を用いた太陽熱エネルギー集積装置の開発と製造を行い、効率的なバイオ燃料生産を目指すものです。生産されたバイオ燃料により温水を作り、料理や暖房に利用することを想定しています。これまで、この地域では、燃料として主に木材を使用してきましたが、このプロジェクトの実現により、森林伐採量の減少が期待できます。また、木材を燃焼させること減るため、煙にさらされる機会も減り、肺疾患の減少も期待できます。

英語による概要はこちらからダウンロードできます(PDF形式, 2907KB)

BIEコスモス賞概要

■主催 BIE(博覧会国際事務局)及び当該博覧会協会
■提供 国際花と緑の博覧会記念協会
■賞の目的 国際博覧会は、常に時代の革新と社会の進歩のために開催されてきた。昨今、市民活動が社会の進歩と公共の利益に果たす役割は大きく、その進展を図ることが望まれている。また、1990年の花の万博以降の国際博覧会は、従来の開発型から環境保全へとシフトされてきている。そこで、博覧会の草の根活動の成果の中で、特に顕著な内容の活動に対して顕彰を行うことにより、新たな時代における市民活動のあり方を世界に広めるとともに、1990年の花の万博の理念である「自然と人間との共生」の啓蒙に資するものとする。
■賞の受賞対象者 持続性の確保(環境、自然、教育と文化、健康と福祉などについて)と、それぞれの博覧会のテーマに直接関係する革新的な活動や事業を行う個人あるいはグループによる非営利の活動が対象となる。
■賞の授賞頻度 本賞は、おおむね2年に1回開催される国際博覧会の会場にて授与される。
■受賞者の選考方法 候補者は自薦、他薦どちらも可能で、世界中から募集する。応募者の中から書類選考により部門毎に合計10名の候補者に絞り、選ばれた候補者が、博覧会々場の中で展示活動を行う。その中から審査会が受賞者1名を選定する。
■賞金等 賞金は2万ユーロとし、1回の受賞者は1名とする。他に、受賞者には銀製のメダルと賞状が授与される。なお、賞金は受賞者の活動資金として与えられるものであるため、賞金の使途の報告義務がある。
■賞の授与の手続き 受賞者の発表はBIEデイ(閉会式の前日)に行われる。

これまでの受賞者

2015年ミラノ万博 BIEコスモス賞

「栄養、衛生に関する教育のため、学校に菜園と鶏の飼育園を整備するプロジェクト」(ハイチ)

2012年麗水万博 BIEコスモス賞

「最重要種の保護とエコツーリズムに重点を置く沿岸地域共同体プログラム」(オーストラリア)

2010年上海万博 BIEコスモス賞

「娘たちのためにプロジェクト」(中国)

2008年サラゴサ万博 BIEコスモス賞

「生態学的公衆衛生プロジェクト」(アルゼンチン)