コスモス国際賞

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コスモス国際賞 概要

賞の趣意

人間が自然を尊び調和しながら生きる「自然と人間との共生」というEXPO'90 のテーマは、地球上のすべての生命あるもの、および、その生命活動を支える地 球を一体のものとして捉え、<地球丸>全員の共生の航路を、正しく見定めよう とするアピールであった。

このような共生のあり方の理解のためには、すべての生命現象に通ずる多様の 中の統一性、生命体と地球との相互依存の関係性を解明することが重要である。 しかし、この解明には、これまでの科学の主流であった分析的、還元的方法だけ では不十分であって、統合的、包括的な手法による新しい枠組みが必要である。

我々はとくに、地球的視点からの統合的な方法論の重要性を提起したい。そし て、この研究分野における優れた業績を発掘し評価し、これを顕彰することによ って新しい価値観の潮流を促進し、その成果を人類共通の稔りある土壌たらしめ たいと思う。

花は緑の精、緑は生命の象徴である。  花の万博記念「コスモス国際賞」は、その理念を発展させ、地球と人類の明日 に貢献したいと念願している。

賞の構成

1.授賞の対象

花と緑に象徴される地球上のすべての生命体の相互関係およびこれらの生命体 と地球との相互依存、相互作用に関し、地球的視点からその変化と多様性の中にある関係性、統合性の本質を解明しようとする研究活動や業績であって、「自然 と人間との共生」という理念の形成発展にとくに寄与すると認められるもの。

上記の観点から、以下の点を重視する。

  1. (1)分析的、還元的な方法ではなく、包括的、統合的な方法による業績であること。
  2. (2)地球的視点にたった業績であること。特定の地域や個別的現象に関するものであっても、普遍性があること。
  3. (3)直接的な問題解決型ではなく、長期的な視野をもつ業績であること。

2.受賞者の選考

コスモス国際賞委員会を設け、当該委員会に選考専門委員会を置く。
選考専門委員会は国内外からの推薦による候補者の業績を審査し、受賞候補者を選考する。
国際賞委員会はこれに基づいて受賞者を決定する。

3.受賞者の資格

国籍、人種、性別、信条を問わない。ただし、現存者に限る。

4.賞の内容

毎年、原則として1個人または1グループを表彰する。
受賞者には、賞状、賞牌及び副賞(4,000万円)を贈る。

5.表彰

授賞式は、毎年秋に行う。

6.関連行事

受賞者の記念講演、およびこれに関連するシンポジウムなどを開催する。

賞の名称

「コスモス国際賞」

 賞の名称「コスモス」は、秋桜「コスモス」が咲き乱れる会場を最後に閉幕し た国際花と緑の博覧会を記念する意味と、花の万博の理念である「自然と人間と の共生」の考え方につながる「秩序ある宇宙」(Kosmos)を示す。

各年度受賞者

2017年
ジェーン・グドール
2016年
岩槻 邦男
2015年
ヨハン・ロックストローム
2014年
フィリップ・デスコラ
2013年
ロバート・トリート・ペイン(物故)
2012年
エドワード・オズボーン・ウィルソン
2011年
海洋生物センサス科学推進委員会
2010年
エステラ B. レオポルド
2009年
グレッチェン C. デイリー
2008年
ファン・グェン・ホン
2007年
ジョージナ M. メイス
2006年
ラマン スクマール
2005年
ダニエル ポーリー
2004年
フーリャ カラビアス リジョ
2003年
ピーター H. レーブン
2002年
チャールズ ダーウィン研究所
2001年
アン W. スパーン
2000年
デービッド アッテンボロー
1999年
呉 征鎰(ウー・チェン イー)
1998年
ジャレド M. ダイアモンド
1997年
リチャード ドーキンス
1996年
ジョージ B. シャラー
1995年
吉良 龍夫(物故)
1994年
ジャック F. バロー(物故)
1993年
ギリアン プランス

授賞式・受賞記念講演・記念事業

コスモス国際賞委員会、選考委員会