PROJECTS 助成・協働事業

調査研究・行催事等助成事業

平成22年度助成事業 成果概要の報告

団体名(所在地)
守山リス研究会〈愛知県〉
事業名
野生ニホンリス保全活動とその中での環境教育
事業の実施場所
名古屋市守山区東谷山、尾張旭市森林公園ゴルフ場、森林公園
事業の実施期間
平成22年4月~平成23年3月
事業の概要


名古屋市という大都市近郊の里山(東谷山198m)、森林公園ゴルフ場や都市公園(尾張旭市森林公園)に生息する野生のニホンリスを保全し自活できる環境を復元する活動をする中で、子どもたちに環境教育をする。
成果の要約


1. 定期調査の実施
湧水測定(湧水の量を毎週子どもたちと測定・記録)
デンドロメータ計測(10種24本の樹木に5年間装着しているデンドロメーターの胸高直径を子どもたちに読み取ってもらい記録)
給餌計測
複数の感熱センサー式デジタル自動撮影装置による定点行動観察
リス捕獲による頭数確認と発信機装着による行動調査
セミナーの実施
動物の体の調査
道路拡張にともなう生息地分断についての調査
助成を受けて購入した調査装置等により、子どもでも調査に参加できるような確実なデータを測定することができるようになった。またデータの分析により、リス・ムササビだけでなく、フィールド全体の哺乳類の保全を総合的に考える必要があることがわかった。
2. 緑の回廊の形成
東谷山、森林公園ゴルフ場、森林公園において、20年後に餌樹木となるような樹種の植樹等を行った結果、リス・ムササビ 他の哺乳類が生息できる「緑の回廊」ができあがると考えられる。
助成を受けたことで、より多くのオニグルミを植樹することができた。また、より効率的なカシナガ防除活動を行うため、適切な資材の購入が可能となった。
3. 社会に向けてのアピール活動
地元での農家・住民への呼びかけと協働活動
  1) アライグマ・ハクビシンの捕獲活動
2) 東谷山のカシナガ防除
3) 地域への情報発信
デジタル自動撮影装置の使用により、地域へ画像情報を提供することが可能となり、効果的な周知が得られた。
学会や業界への報告
  1) 国際会議(都市と生物多様性URBIO2010)でのポスター発表
2) 市民活動報告会〈自然保護協会主催/東京都〉
3) COP10 事業への参加
4) 日本造園学会への投稿
5) 企業へのアピール〈デンソー(株)〉
6) 学生へのアピール
助成を受けたことで、多様な周知・報告を行うことができた。
 
関連成果物など


映像出演:
スターキャットケーブルTV あまちんとの対談(2010.12.1)
中京テレビ ニュースエブリ ニホンリスに会いたい(2010.10.26)
CBC イッポウ 東谷山 リスの橋(2010.5.7) その他